ペットシッターコラム



皆さんは、褒められて伸びるタイプですか、それとも叱られて伸びるタイプですか?
「犬を叱ってはいけない理由」でも述べましたが、犬はもちろん、褒めて伸びるタイプです。むしろ、体罰など「叱る」手法を用いては、その犬にネガティブな感情を与え、「逃避・攻撃・無気力」などのリスクを背負わせてしまいます。

ペットシッターSOSでは、100%ペットを褒めて、ストレスのない関係性を築いていきます。
なかには、お客様から「悪いことしたら叩いて叱ってほしい」と言われることもありますが、とてもそんなことはできません。
「叱ることのリスク・弊害」については、こちらもお読みください。



褒めるしつけの考え方

叱ってはいけない、と頭では分かっていても、ついついペットとの「言葉のコミュニケーション」の延長で、咄嗟に「こら!」「いけない!」と声を荒げて叱ってしまうことはありませんか?
飼主さんの中には、「叱る」言葉は持っていても、はっきりとした「褒める」コマンドを持っていない方も多くいらっしゃいます。
1オクターブ高い声で名前を呼んだり、「えらいねー」「いいコだねー」とケースバイケース、好き好きに褒めていることが多いようです。
あまりに不規則だと、犬はコマンドというより、飼主さんの表情やボディランゲージで喜びを共鳴していることになりますが、できれば何か一つ“褒め言葉”や“達成のコマンド”を決めておいてあげると、しつけもしやすく、犬も「今自分が褒められているんだ」という理解が早いため、より絆を深めることに役立つでしょう。

しかし、“褒め言葉”だけでは、ただの言葉です。
「散歩」という言葉に反応するのは、散歩という言葉の後には必ず、実際に楽しいお散歩が待っているから喜ぶのです。
同様に褒め言葉も、「いいコ(コマンド)」と「フード(いいこと)」がセットになって初めて感情や効果が生まれます。


褒める=フード=モチベーション

褒め言葉となる「コマンド」に、オヤツなどの「いいこと」を連結させて、「褒める」しつけが潤滑にスタートできます。
とはいえ、褒めるたびにフード、ご褒美にオヤツばかりでは、「エサで犬を釣ってる・・」「意地汚いコになりそう・・」「私じゃなくオヤツばかりに興味がある・・」と不満を抱く方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、オヤツやフードは、犬にとって報酬であり、報酬はやる気につながります。
もちろん、触られることが大好きな犬は、褒めて撫でてあげることでも伝わるでしょうし、毎回フードを与えなくても、たまにフードが出てくることでも、より効果を高めることができます。

健康で元気な犬は食欲があり、食べることがとにかく大好きです。
私たち人間が仕事をしてお金をもらうように、犬もしかるべく報酬を受け取って当然と考えれば、褒めてフードのしつけはとても合理的です。
それに、「それをしたら怒られる」から消極的になって「しない」犬になるより、積極的にこちらがしてほしいことを「する」犬になった方が、ずっと良いですよね。
また、フードやオヤツなどの「いいこと」は、飼主さんやシッターさんの手から出ているということも肝心です。

褒めるタイミングが大事

また、褒めるタイミングについても気をつけたいところ。
「ヨシ!」といって犬が興奮して飛びついてきたときに撫でたりオヤツをあげてしまっては、“飛びつき”自体を強化させているようなものです。
飼主さんには飛びついても褒めてもらえるのに、他所で他の人に飛びついたら怒られる。また同じ飼主さんでも、オシャレな服装のときは怒られた。では犬が可愛そうです。褒めるタイミングによっては間違った行動を強化させてしまいかねませんので、タイミングにも十分注意が必要です。

褒めるのは、正しい行動をとった直後です。何分も経ってから「さっきのあれはグッジョブだったよー」と言って褒めても、犬には何のことだかさっぱり分かりません。
それでも褒めてくれるなら大歓迎ですから、犬には褒められたときの行動が残ります。
犬の短期記憶はほんの数秒(1〜2秒)とも言われていますので、褒められればその時、その瞬間の行動、犬にとっては常に一番最後の行動が褒められたことになるのです。

また、褒めるタイミングとは、言葉の直後に出てくる“ご褒美”のタイミングでもありますので、こちらもあまりもたもたはできません。トレーナーさんがフードポーチをぶら下げ、常にご褒美を上げられるようにしているのも、そのためです。
褒め言葉と同時に、いつでもどこでスッとマジシャンのように手からご褒美が出てくること。ここに褒めるしつけの秘訣があります。「僕の顔をお食べ」と顔をちぎって差し出すヒーローが子供達の心をつかんで離さないのも、きっとこのあたりの心理作用があるからでしょう。

まとめ

褒め上手はしつけ上手。悪いこと、してほしくないことを叱るのではなく、それを正しい行動へと褒め導くことで改善していくのがポイントです。
ぜひこれからも褒めて、ペットの良いところを引き出してあげましょう。

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