犬の名前ランキング2018～人気ネームから犬の名前を考察してみた結果

対象：ペット保険（アニコム）に新規契約した０歳の犬ー約９万８千頭

ココの人気が強く、チョコが下降気味に

今回で8年連続総合一位の“ココ”の人気がすごいですね。
２～３文字の名前が圧倒的に多いのは、やはり呼びやすいのと、わんちゃんが自分の名前を覚えやすいからでしょう。

こうして過去と比較してみると、“その年の流行り”などの浮き沈みはほとんどなく、だいたい順位も固定されていますね。

総合でみると、モモが一気にランクアップし、チョコがじわじわ下がってきています。
ちなみにチョコは、2005年から6年連続で総合一位だった人気ネームです。

男の子部門ではソラとレオが不動の人気でトップを争い、女の子部門ではモモ、ココ、ハナの三つ巴がここ数年続いていますね。

犬の名前に多く使われる母音を検証

改めて犬の人気ネームをじっくり見てみると、名前の母音に「お/o」が多く使われているように思います（ココ、チョコ、モモなどは全て母音がお/oで構成されています）。

そこで、それぞれ上位トップ10に使われている名前の母音の割合を調べてみると‥ずいぶん暇だな

あ/a…32％
い/i…5％
う/u…20％
え/e…5％
お/o…40％

ということが分かりました。

「あ/a」と「お/o」が多く使われ、「い/i」と「え/e」が極端に少ないことが分かります。

多頭飼いで名前をつけるコツ

犬は「ひらがな／カタカナ」のように、一文字一文字明確に聞き分けて“自分の名前”を判断しているわけではありません。

飼主さんの声のトーンや、言葉の響き、母音のニュアンスなどで「呼んだ？」と反応します。

そのため多頭飼いで「コタロウ」「モカ」といったように最初の二文字を同じ母音の組み合わせの名前にしてしまうと、「コタちゃん」などと呼んだとき、どちらも反応して混乱を招いてしまいます。