早くも九州南部が梅雨入りしましたね。
例年ですと、5月30日あたりに梅雨入りになるところ、5月16日に梅雨入りしたことから、かなり早い梅雨入りとなりました。
なお、ペットシッターSOSのある東京都(関東甲信越)の梅雨入りは平年並みと予想されており、6月上旬頃と予想されています。
さて、梅雨に入りますと毎日雨が続きますが、降水量を言われてもどのくらいの雨の強さなのか、いまいちピンときません(´・ω・`)
なので、降水量について少し調べてみました!!
降水量とは、降った雨がどこにも流れずその場に溜まった場合の、水の深さを表しています。
つまり1時間の降水量が1mmだった場合は、1時間に1mmの深さの水がたまる量の雨。となり、
1時間の降水量が30mmだった場合は、1時間に30mm(3㎝)の深さの水がたまる量の雨。となります。
天気予報でよく「降水量○○ミリ」と目にしますが、実際何ミリ降ると、どの様な状況になるのでしょうか。
簡単な表にしてみました。
降水量(mm/h) | 状況の目安 | 備考・行動例 |
0.1〜1.0 | 弱い雨、霧雨 | 傘をさすほどではない。 |
1〜5 | やや弱い雨 | 傘が必要。地面がしっとりぬれ始める。1時間雨量が3mm未満の強さの雨を「弱い雨」と呼び、「弱い雨」は「小雨」を含む。 |
5〜10 | 普通の雨 |
傘が必須。いわゆる本降りの雨。路面がはっきりぬれ、水溜りが出来始める。 |
10〜20 | やや強い雨 | 地面からの跳ね返りで足元がぬれる。地面一面に水たまりができる。 |
20〜30 | 強い雨 | どしゃ降り。傘をさしていてもぬれる。 |
30〜50 | 激しい雨 | バケツをひっくり返したように降る。道路が川のようになる。 |
50〜80 | 非常に激しい雨 | 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)。傘は全く役に立たなくなる。水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる。 |
80mm以上 | 猛烈な雨 | 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる。車の運転は危険。 |
また、雨の強さに関する用語として 【豪雨】 【集中豪雨】 【局地的大雨】 がありますが、どのくらいの雨を指すのかというと
豪雨 | 著しい災害が発生した顕著な大雨現象。「○○豪雨に匹敵する大雨」等著しい災害が発生し命名された大雨災害の名称か、もしくは地域的に定着している災害の通称(例:東海豪雨)の名称を引用する形で用いる。一般に発表する予報や警報、気象情報等では、「豪雨」単独では用いない。 |
集中豪雨 | 同じような場所で数時間にわたり強く降り、100mmから数百mmの雨量をもたらす雨。積乱雲が同じ場所で次々と発生・発達を繰り返すことにより起き、重大な土砂災害や家屋浸水等の災害を引き起こす。 |
局地的大雨 | 急に強く降り、数十分の短時間に狭い範囲に数十mm程度の雨量をもたらす雨。「局地的な大雨」とも言う。単独の積乱雲が発達することによって起き、大雨や洪水の注意報・警報が発表される気象状態でなくても、急な強い雨のため河川や水路等が短時間に増水する等、急激な状況変化により重大な事故を引き起こすことがある。 |
80mm以上で猛烈な雨ならば、過去一番激しく降ったのは何mmだったのでしょうか。
日本観測史上、1時間の降水量が最も多かった地域は・・・
●千葉県香取市(1999年10月27日)(観測時は佐原市)
●長崎県長崎市長浦町長浦岳(1982年7月23日)
その最大1時間降水量はなんと・・・
153mm!!!
想像もつかないような大雨ですΣ(・ω・ノ)ノ!
想像ができないのなら実際見てみようと思い探したところ、長崎県長浦岳の猛烈な雨を再現した動画をみつけました。
これが猛烈な雨…。
恐ろしいですね。
これから梅雨の時期に入り、一年の内にもっとも雨が降る夏がやってきます。
普段から気を遣うワンちゃんのお散歩も、雨が降るとなお一層気を使われると思いますが、どうか無理のない範囲でお散歩を楽しんでください。
スタッフ石井
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