
2月の終わりにすっかり暖かくなり、これはもう春の到来と歓喜したのも束の間、雪の予報が出るほど急激な寒さのぶり返しでした。
これがサウナなら整いもするのでしょうが、三寒四温の揺さぶりは自律神経を乱し、犬のお散歩などの外出時には、着るものにも迷ってしまいますね。
その点、犬は冬でも夏でも裸一貫でぴゅーっと外に出ますので、迷いがありません。
人は上着を羽織ったり脱いだりしてマイナーチェンジできますが、犬はざっくり「暖かくなる頃」「寒くなる頃」の年2回に、換毛期という名のフルモデルチェンジしかないのです。

特にダブルコートの犬種では、この時期になると冬毛のアンダーコートがごっそり抜け始めます。
抜けた毛で何か作りたくなるくらい抜けます。
実際に犬の毛を紡いで毛糸にし、帽子やマフラーを作る「チエンゴラ」というものもあります。
犬の抜け毛を紡いで作る毛糸のことで、フランス語の「犬(chien)」とウサギなどの毛で知られるアンゴラを組み合わせた言葉

チエンゴラは毛を紡いで糸にする工程が必要なため、気軽にトライするにはハードルが高めです。
その点、犬の毛フェルトなら、抜け毛を専用の針でチクチクと固めていくだけで、簡単に形を作ることができます。
犬の毛を専用の針などで絡めて固め、形を作る手芸のこと。人形や小物などを作ることができ、愛犬の思い出を形に残す方法としても知られる。
ブラッシングで集めた愛犬の毛を使って、小さなマスコットや記念の作品を作ってみては?

↑右側のワンちゃんの毛で作ったフェルト
とにかく換毛期は、大量の抜け毛にびっくりして部屋も散らかりますが、もしこれが自分の髪の毛だとしたら、ビビり散らかし具合はこの程度じゃ済まないでしょう。
ということで、これからの季節は愛犬とのスキンシップを楽しみながら、こまめにブラッシングしてあげましょう。
by 倉西








