熊本地震で被災された皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。
大きな揺れが続く中、避難された方々のご不安やご苦労は、想像を超えるものだったと思います。
こうした状況の中、ペットたちにも“普段とはまったく違う反応”が出ることが知られています。
今日は、いざという時にペットを守るためのポイントをまとめました。無理のない範囲で、できるところから備えていただければ嬉しいです。
🐾災害時、ペットにはどんな変化が起きるのか
地震のような「予測できない揺れ」は、動物にとって強いストレスになります。実際に現場で見られる主な変化は次のとおりです。
- 飼い主さんから離れられなくなる
- 食欲が落ちる
- 排泄が不安定になる
- 過剰に舐める・吠える・隠れる
- いつもより敏感になる(音・匂い・人の動き)
これらは“悪いこと”ではなく、「体と心が状況に適応しようとしているサイン」です。
叱ったり矯正したりする必要はありません。まずは近くにそっと寄り添ってあげる事が肝心です。
🚗夏場の車中泊で最も注意したい「熱中症」
避難生活では環境が大きく変わるため、健康面のトラブルも起こりやすくなります。特に注意したいのが「熱中症」です。
特に夏場の車中泊は、ペットの体温が急上昇しやすく命に関わります。
犬や猫は人間のように全身で汗をかいて体温調節することができず、体に熱がこもりやすい(熱を逃がすのが極めて苦手な)動物です。そのため、できそうなことがあれば、無理のない範囲で試してみてくださいね。
【身近なものでできる対策】
- 水道水でタオルを濡らして首に巻く
- もし可能であれば氷や冷たいペットボトルを手に入れてタオルで包み、体の近くに置いてあげる
- 車内の床面は熱がこもりやすいので、クッションや段ボール、マットを敷く
- こまめに水分を補給させる(少量ずつでOK)
【見逃したくない初期症状】
- いつもよりハァハァしている
- 体が熱い
- ぐったりして動きが鈍い
- よだれが増える
少しでも様子がおかしければ、我慢させず早めに涼しい場所へ移動させてあげてください。
📦今後の備えや、もしもの時のために
今後の備えや、もしもの時のために、下記を用意しておくのも良いかと思います。
「完璧に準備しなきゃ」と思う必要はありません。できるところから、少しずつで大丈夫です。
- ペットの避難袋を作る(フード・水・タオル・おもちゃ・薬など)
- キャリーバッグやケージに慣らしておく
- 避難袋の中に「飼い主の匂いがついたタオル」を入れておく
- お住まいの地域の「避難所のペット受け入れ状況」を事前に調べておく
災害は、いつどこで起こるか分かりません。
だからこそ、日頃の小さな備えが、ペットの命を守る大きな力になります。
大切な家族であるペットが、どんな状況でも安心して過ごせるように、今日できることから一緒に備えていきましょう。
スタッフ石井
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