シルバーウィーク中にやってきた台風25号。
かと思いきや、早くも26号が日本へ迫ってきています。
そこで疑問が!!
台風○○号ってどうやってつけられているんでしょうか?

日本で台風のニュースを見ると、必ず「台風◯号」という呼び方が使われています。
この“号数”は、台風が その年に何番目に発生したかを示す番号で、日本に近づいたかどうかは関係ありません。
台風は、フィリピン沖や南の海で熱帯低気圧として生まれ、一定の強さを持つと「台風」と認定されます。
この認定が行われた瞬間に、気象庁はその台風に、今年の台風の発生順に応じた番号を付けます。
たとえば──
- 1月に発生した最初の台風 → 台風1号
- 次に発生した台風 → 台風2号
- 日本に全く近づかずに消えても → そのまま 台風3号・4号… と続く
つまり、台風の号数は
「日本に来た順番」ではなく「発生した順番」
という、とてもシンプルなルールで決まっています。
また、年が変わると番号はリセットされ、新しい年の最初の台風は必ず「台風1号」からスタートします。
そのため、台風が多い年は「台風25号」「台風30号」まで進むこともありますし、逆に発生数が少ない年は「台風15号」程度で終わることもあります。
この番号は、台風の名前(アジア名)とは別の仕組みで、日本国内では「台風◯号」のほうが直感的で分かりやすいため、気象庁やニュースでは主にこの番号が使われています。

結論としては同じ種類の現象であり、全部「熱帯低気圧(トロピカル・サイクロン)」という同じ嵐です。
違うのは 発生する海域による呼び名だけ!!
- 台風(Typhoon):西太平洋(日本・フィリピン・台湾周辺)
- ハリケーン(Hurricane):大西洋・東太平洋(アメリカ・カリブ海周辺)
- サイクロン(Cyclone):インド洋(インド・バングラデシュ・オーストラリア周辺)
名前は違っても、「強い風と雨を伴う巨大な渦」という性質は同じなのです。

理由は 偏西風(へんせいふう)という強い風の流れが原因です。
●偏西風とは
中緯度(日本のある位置)を西から東へ吹く、とても強い風のことです。上空をずっと流れていて、季節によって位置が少し変わります。
台風が日本へ向かう仕組みは・・・
①台風は南の海で発生
②北へ進む
③偏西風に乗る
④日本へ向かうルートに入る
という流れで近づいてきます。
特に秋は偏西風が日本の上空に下がってくるため、台風が日本へ曲がりやすい季節になります。さらに秋雨前線が停滞しやすく、台風が前線を刺激することで雨量が増えるため、結果として梅雨時よりも降水量が多くなる地域が多いのです。

台風の名前は 台風委員会(ESCAP/WMO Typhoon Committee) が決めています。
加盟国は 14の国と地域で、日本もその一員。
加盟国一覧(14)
カンボジア/中国/北朝鮮/香港/日本/ラオス/マカオ/マレーシア/ミクロネシア/フィリピン/韓国/タイ/アメリカ/ベトナム
各国が 10個ずつ名前を提案し、合計 140個のリストを作成。
台風が発生するたびに、このリストを 順番に使って命名する仕組みです。
過去五年の台風の発生数は、年によって大きく変動しますが、平均して年間25個前後ほど。
今年は28個ほどになるのは?と予想されており、平均より少し多いそうです。
まだまだ続く台風の季節。防災の準備は引き続きしていこうと思います。
スタッフ石井
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