今回は、当店のブログでも以前ご紹介したことのある、自然豊かでワンちゃんのお散歩コースとしても人気の「こもれびの森(相模原市南区)」に関する、非常に重要な注意喚起のお知らせです。
実は最近、この「こもれびの森」周辺で野生のキツネの目撃情報が寄せられています。
「相模原にキツネ!?」と驚かれる方も多いかもしれませんが、野生のキツネやタヌキが身近にいる環境には、愛犬や私たち人間に深刻な健康被害をもたらす**「見えないバイ菌や寄生虫のリスク」**が確実に潜んでいます。
今回は、地元密着のシッター視点で、こもれびの森やその周辺をお散歩する際に「絶対に注意してほしいポイント」を詳しく解説します。

⚠️ こもれびの森周辺で特に警戒すべき「4つのリスク」
キツネやタヌキなどの野生動物は、直接触れ合わなくても、彼らが通り過ぎた草むらや糞尿を介して病原体をバラ撒いています。特にこもれびの森のような緑豊かな雑木林は、以下のリスクが格段に高くなります。
1. エキノコックス症(※特にキツネに要注意!)
「北海道だけのもの」と思われがちですが、近年は本州でも野生動物からの検出報告があり、警戒が強まっています。キツネの糞に混ざった寄生虫の卵を口にすることで感染します。
人間が感染すると、数年〜十数年の潜伏期間を経て肝臓に深刻な障害を引き起こす、非常に恐ろしい病気です。
2. マダニ・ノミの大量発生
野生動物の体から落ちたマダニやノミが、草むらで次のターゲット(ワンちゃんや人間)を待ち構えています。人間が命を落とす危険もある「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」などの感染症を媒介するため、今の季節の草むらは特に危険です。
3. 疥癬症(かいせんしょう)
ヒゼンダニという目に見えないダニが皮膚に寄生する、野生のタヌキやキツネの間で大流行している皮膚病です。彼らが歩いた草むらをワンちゃんが歩くだけで移り、激しい痒みで皮膚を掻きむしるようになります。一時的に人間にも移ります。
4. レプトスピラ症
野生動物の尿から感染する細菌感染症です。雨上がりのぬかるんだ土や水たまり、湿った草むらにワンちゃんが触れたり、その水を飲んだりすることで感染し、重症化すると命に関わります。
こもれびの森のお散歩で徹底すべき「4つの鉄則」
豊かな自然を楽しめる場所だからこそ、これからの時期はいつも以上に引き締めてお散歩しましょう!
1 リードは短く!コース外の茂みには入らせない
お散歩中の基本
こもれびの森には魅力的な茂みがたくさんありますが、キツネやタヌキの通り道であり、糞やマダニの巣窟でもあります。匂い嗅ぎに夢中になって、お散歩コースから外れた草むらの奥に鼻を突っ込ませないよう、リードを短くコントロールしてください。
2 「拾い食い」や「水たまりの水」は絶対にNG
誤飲・感染防止
落ちている野生動物の糞や、それに触れた草、死骸(ネズミなど)に愛犬が口を触れないよう徹底します。道端の水たまりの水を飲ませるのも絶対に避けてください。
3帰宅時は「家に入る前」に全身をケア
おうちへの持ち込みを防ぐ
おうちに入る前に、足裏や被毛をウェットティッシュ等でしっかり拭き、ブラッシングをしてダニが付いていないか確認します。そして、飼い主様自身もすぐに流水と石鹸で手を洗うことが、エキノコックスなどの感染予防に極めて重要です。
4毎月の「駆虫薬」と「ワクチン」の確認を医療での事前防御
動物病院でのマダニ・ノミ予防は必須です。また、エキノコックスには防ぐ「ワクチン」がありません。その代わり、万が一に備えて「毎月1回の駆虫薬(プラジクアンテル配合)」を飲ませることで、お腹の中での成熟を防げます。混合ワクチンに「レプトスピラ」が含まれているかも、ぜひ一度獣医さんに確認してみてください。
こもれびの森はワンちゃんにとっても最高の刺激がある大好きな場所ですが、キツネの目撃情報がある今は、いつも以上の警戒が必要です。
当店が相模原市南区エリアでお散歩代行をお引き受けする際も、この情報を受けて、草むらへの立ち入り制限や拾い食いの防止をさらに徹底し、細心の注意を払ってお預かりしております。
もしお散歩中にキツネやタヌキを見かけても、絶対に近づかず、目を合わせないようにして、愛犬を引き寄せて静かにその場を離れてくださいね。
「うちの予防薬でエキノコックスもカバーできているかな?」など、気になることがあれ
ば、ぜひ一度かかりつけの動物病院で相談してみてください。正しい知識とお薬の力、そしてちょっとしたお散歩の工夫で、大切な愛犬とご家族の安全を守っていきましょう!






