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『パピーティーチャー』講座のチラ見せ

本日、ペットシッタースクールでは「いぬのきもち」連載や「犬は知的にしつける」「しぐさでわかるイヌ語大百科」「うまくいくイヌのしつけの科学」などの著者で、JAHA認定家庭犬しつけインストラクター西川文二先生による『パピーティーチャー講座』がオンラインで行われています。

この講座は、ペット業を営む上で必要な「動物取扱業」の環境省が定める資格要件を満たす、ペットシッタースクールの『認定ペットシッター資格/パピーティーチャー資格』が取得できる「通学コース(またはオンライン通学コース)」でご受講いただけます。
→ペットシッタースクールの詳細はこちら


ペットシッターは主に成犬のお世話がメインとなりますが、問題行動の抑制やしつけに関する論理的なノウハウなどは、パピーの時期にこそ多く隠され、適しているといえます。

子犬の保育園やしつけに関わるパピーティーチャーとしては当然のこと、また様々な環境で色々な相談やアドバイスを求められるペットシッターとしても、大変役立つ内容です。

そこで今日は、そんなパピーティーチャー講座から、西川先生の講義を一部抜粋してご紹介します。

 

ーなぜパピーの時期に社会化トレーニングが必要なのか?

西川先生:哺乳類というのは、脳細胞の数は生まれた時が一番多く、成長と共にその数は減っていきます。脳細胞の数は減るけど、犬の場合は4ヶ月齢まで、人間でいうと8歳くらいまでに、その質量は大人と同じくらいまで増加します。

脳細胞の数が減るけど質量が増えるということは、ひとつひとつの細胞が大きくなり、その機能、ネットワークを広げていくということです。

なぜ生まれたときに、やがて消えていくような過剰な脳細胞を持つ必要があるのか?
それは脳細胞に限らず、パピーは体の抵抗力が弱く、病気になった場合に深刻な状態に陥りやすいためです。
医療が十分ではない環境では、犬は一歳未満で亡くなることが多く、大人になるにつれ死亡率が低下します。

そのように脳も損傷を受けた際、一部分が影響を受けたとしても、他の有り余るほどの脳細胞で取って代わることができます。多少ウイルスの影響を受けて使えなくなっても、他の部分が使えればいい、ということですね。

ただ、余分に持っているということは、脳の使い方がそれだけ非効率ということでもあるのです。そこで、子犬が抵抗力をつけて病気になるリスクが減るにつれ、もっと効率的な脳の使い方をするようになってきます。
すなわちいらない部分はどんどん削って、必要な部分だけを伸ばすという作業です。そういう作業を一生懸命しているのが4ヶ月齢まで~ということになります。

たとえば木彫りの像をつくるときを想像してみてください。
まずは粗削りをして、大体の形を形成しますね。パピーの場合は、環境がそれを形作ります。
一度粗削りすると、途中から変更するのが難しくなるように、脳も同じで、粗削りするとそこからの仕様変更が難しくなります。もちろん、できないことはないですが、パピーの時期に間違って覚えてしまったことを直すのは、それだけ難しいということです。

そうした脳の発達から考慮しても、個体が遭遇するであろう人や物に対しては、できるだけ4ヶ月齢までに慣らす、いい体験をさせて学習させる~ということが、犬の社会化にとって重要になります。

 

パピーティーチャーの講座では、脳科学の見地から「なぜ子犬は顔をペロペロするの?」「なぜ咬みついたり飛び付くの?」といった疑問から、トイレトレーニング他しつけの基本をしっかり学ぶことができます。

ペットシッタースクールでは、このような専門的なペット講座が、ベテランのペットシッター・ドッグトレーナー・獣医師・弁護士・ペット栄養管理士など、たくさんの魅力的な講師陣から教わることができます。

現在、5期生のオンライン講座が行われていますが、年内は7期まで、来年の1期生まで「通学コース/オンライン通学コース」の定員は埋まっています(キャンセル待ちは承っております)。

現在お申込みいただける「通学コース/オンライン通学コース」は、2023年2期生(2月開講)、3期生(4月開講)です→開講日程はこちら

無料の説明会なども行っておりますので、ご興味のある方は、ぜひご検討ください。

by 倉西

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