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『熱中症対策』にご注意を!


本部スタッフの倉西です。
この三連休も多くのお客様にペットシッターSOSをご利用いただき、誠にありがとうございました。

まだ7月中旬だというのに、日本中大変な暑さですね。
暑ければ暑いほど『ペットの熱中症』リスクに冷や冷やさせられる私たちは、今夏も万全な態勢で挑まねばと、気を引き締め直しているところです。

そこで今回は、ペットの熱中症対策について、見ていきましょう。

 

ペットの熱中症は飼い主さん次第

コンビニに立ち寄って冷たいものをGETするのもよし、家に帰ってシャワーでスッキリ、冷房調整で快適に過ごすもよし、とにかく人は自らの意思と行動で「涼しさ」を得ることができます
もちろん人間と一緒に暮らすペットたちも、こうしたエアコン等の恩恵は受けていますが、人と違うのは“自ら選択できない”ことです。

常に新鮮で十分な水を、熱がこもらず快適に過ごせるエリアを、リスクを回避した時間帯のお散歩を、人が正しく選択・用意してあげなければ、行動範囲が限られたペットたちは、健康に日本の夏を越すことさえできません。


 

涼しい場所を見つける天才の猫でも要注意

犬に比べれば『暑い』のが得意な猫ですが、もし猫が犬のようにパンティング(舌を出したハァハァという早い呼吸)をしていたら、かなりの危険信号です。
体をびよぉ~んと伸ばし熱を逃がす、セルフグルーミングによる気化熱で体温を下げる、など自らの特性を活かした暑さ凌ぎに長けた猫は、“涼しい所を見つける天才”とも言われています。しかし実際は、せっかく部屋を涼しくしても、たまたまキャットタワーのてっぺんの陽のあたる所に居続け熱中症に陥ってしまうケースもあるなど、性格にもよりけりです。

 

熱中症に陥りやすい種類

ペルシャ、ヒマラヤンなど鼻ペチャの猫が、パグやシーズーなど短吻の犬同様、熱の発散が苦手で熱中症になりやすい傾向がありますが、種類に関わらず“動くことがおっくう”な老ペットや、肥満体質で熱を体に閉じ込めやすいペットは、それだけで熱中症のリスクも高まりますので、特に注意が必要です。
また猫は、ガブガブ水を飲む犬とは対照的に、なかなか思うように水分をとってくれないこともありますので、これからの時期は一ヶ所だけではなく、飲みたいときにすぐ飲めるよう、複数の場所に水飲み場を設置すると安心でしょう。

 

留守時のエアコン設定に注意

犬猫共に室内飼いが当たり前になりつつある昨今、よほど風通しが良く昔ながらの日本家屋といった趣のお宅じゃない限り、真夏時にエアコン無しのお留守番は考えられません。
最近のエアコンは「人感センサー」なる賢い機能も搭載されていたりしますが、小さなペットには反応せず「誰もいない」と判断され切れてしまう事故もありますので、設定選択には十分ご注意ください。

また、サークルやケージなど、普段のペットの居場所とエアコンの位置関係にも気をつけましょう。飼主さんが一緒にいるときは室内を自由にさせているので気付きにくかったりしますが、留守中だけペットの行動範囲が狭められる場合、直接その場所にエアコンの風が当たり続けることは、健康上よくありません。
猫はもちろん、ヨーロッパ原産の例え寒さに強い犬や長毛種であっても、乾燥したエアコンの直接冷気は体調不良の原因となります。位置に加えた風向きなどにも配慮しましょう。

 

一口メモ
“扇風機はあまり意味がない?”

エアコンよりもずっと経済的な扇風機ですが、残念ながら犬や猫は、私たち人間ほどその恩恵を受けていません。
人間が扇風機の風を涼しいと感じるのは、熱伝導率の低い空気が体の熱をなかなか逃がさず閉じ込めるため、その体にまとわりついた熱い空気を移動させ、体表の汗が風によって気化されるため(気化熱)ですが、ペットたちの密集した被毛は風を通しにくく、そもそも皮膚に汗をかかないため、最大の利点である気化熱による熱の放出もありません。
「自分が涼しいからペットも涼しいだろう」という誤解が、ペットを夏バテや熱中症に陥れてしまうこともありますので、十分注意しましょう。

 

 

日中に日の当たる場所をチェック

室温が重要なのは言わずもがなですが、日中の日が当たる場所も要チェックです。
前述のように熱い日差しに長時間さらされ熱中症に陥るケースもありますので、特にワンルームで他に逃げ場が無い場合には、遮光カーテンなどで日陰スペースを確保するなどの工夫をしましょう。
逆に、複数部屋がある場合、うっかりペットがエアコンの効いていない部屋に閉じ込められてしまうなどの事故がないよう、外出前の部屋のドア周りの点検・チェックをしましょう。

 

後書き

ワンちゃんの場合、時間帯や歩かせる場所、距離など、夏場のお散歩は本当に気を遣いますね。
アスファルトを直接手で触って熱のチェック、お散歩時に飲料(また被毛を軽く濡らすなど冷却)用として水を持参するなど、最善の注意をお忘れなく。

私は今日もビールで喉を潤し、万全の熱中症対策で安眠します。

by 倉西

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