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イチローに学ぶプロ意識


こんにちは。
かつて野球少年だった本部スタッフの倉西です。

21日のアスレチックス戦を最後に、数々の前人未到の記録を打ち立ててきた日米球界のレジェンド「イチロー」選手が引退しました。

ピークエンドの法則で、最後連続無安打のまま終わったことは非常に残念でしたが、しかしイチラーの私から言わせると、彼ほどプロ意識、自己管理に優れた選手はいません。

イチローの“イチ”は世界一のイチ、イチロ“ー”は世界一の
弓子夫人と一文字ずつとった愛犬の柴犬「一弓」は、御年17歳7カ月のご長寿犬で、記者会見でイチローは「懸命に生きている。それを見ていたら俺、頑張らないとと思います」と語り、長年の精神的な支えとなってきました。

ちなみにペットシッターSOSでは、毎月加盟店に対して「FC(フランチャイズ)通信」なるものを発行しており、そこでは様々なペット情報やシッターとしてスキルアップにつながる情報をお届けしているのですが、過去にはイチロー選手が好きすぎて『イチロー』をテーマに書いたこともあります。

そこで今日は、イチロー選手の引退を記念して、その時のFC通信テーマ『イチローに学ぶプロ意識』を、そのままブログに掲載したいと思います。

ペットシッターSOSフランチャイズ加盟店に対してのFC通信ですので、あくまで店舗(ペットシッター)の方へのテーマメッセージとなっています。

 
(FC通信2016年7月号より抜粋)

名言から紐解く“イチローに学ぶプロ意識”

イチローといえば=天才と誰もがその才能を認めるところですが、それに対してイチロー自身は、次のように言っています。
「努力せずに何かをできるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうだと思う」
確かに、何かに秀でた人と自分を比べたとき、「才能が違う」と持っているものだけで比較し、「だから自分じゃだめなんだ」と、築き上げてきた努力を見ない嫌いがありますね。動物の扱いやお客様応対ひとつとっても、「こういうタイプは苦手」と決めつけ、ハンドリング技術や歩み寄るコミュニケーション努力を怠り諦めてしまっては、そこに成長はありません。できないことまで「できる!」とやみくもに自信過剰になるのも良くありませんが、不思議なもので人は「自分にはできない」と思ってしまうと、できることまで本当にできなくなってしまいます。「経験がないから~」「厳しい相手で失敗が怖い~」と、“できない理由”はいとも簡単に浮かび、容易く容認されます。
それに対しイチローは「『できなくてもしょうがない』は、終わってから思うことであって、途中にそれを思ったら絶対に達成できない」といいます。危険やリスク回避を心掛けるのも、もちろんプロとして大切な要素ですが、自身の価値観だけで「難易度」や他と比べた「労力」、「安全」などの判断基準を狭めてしまい、その狭い領域をクリアした対象のみ相手をしていては、この先多様化するニーズの中で、どんどん先細りになっていくでしょう。試行錯誤の努力の末「できない」という答えに至ったなら、必ずそこに残る何かがあり、イチローはそうやって自分の能力の限界を伸ばしてきたのです。お世話内容の幅を広げる心構えのひとつとして、備えておきたいですね。

ストイックなイチローのプロ意識に通ずる明言は、これだけではありません。「『成績は出ているから今の自分でいいんだ』という評価を自分でしてしまっていたら、今の自分はない」
<日本プロ野球史上初7年連続首位打者><84年ぶりにメジャー記録を塗り替えるシーズン安打><メジャー史上初の10年連続200本安打>などなど、輝かしい成績の裏には、この飽くなき探求心、現状に満足しない向上心がありました。他人と比べたり、記録を塗り替えるためではなく、純粋に「もっとうまくなりたい」という自己実現欲。これこそがTheイチロー!It’sイチロー!財津一郎!!
ペットシッターの評価は、決してこのような数字(売り上げや顧客数はその一部かもしれませんが)で表わされるものではありませんが、「シッターさんで本当に良かったー。すごく感謝してます!」といった喜びの声に100%満足し、そこに胡坐をかいてしまっては、やはりそこで成長はストップしてしまうでしょう。望まれたり認められたり、感謝されることは、当たり前ですが誰でもとても気持ちの良いもので、特に「信頼」が基盤となるシッター業は、そうした賛美の声を受けやすい特徴があります。「Aさんに満足されたから、自分のスタイルはこれでいい」では、もしかしたら続くBさん、Cさんにはさほど響かないのかもしれません。また逆に、たくさんお客様がついている、売上的にも申し分ないから「自分のやり方は正しい。受け入れないのは相手側の問題だ」と、現状にとどまる自己評価に終始するのも、イチロー流とはいえません。

そして、「ケガの少なさ」でもお話ししたように、イチローは何よりも準備に時間をかけます。「(イチロー)準備というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得る全てのことをこなしていく」結果はすでに本番前に決まっている-「打合せ」や「お世話当日」の本番だけ頑張るのではなく、種別による性質や注意すべき点など事前に頭に入れ、前日からスケジュールや持ち物をしっかりチェックし不測の事態も考慮してお世話に備えるなど、自身の体調管理はもちろん、心身ともにしっかり準備をしておくことは、必ずやお客様やペットとの良好な関係作りに有益に働きかけます。安打や盗塁などの通算記録以上に、地元メディアが何よりも高く評価しているのが、イチローのこうした準備の素晴らしさです。「試合開始が遅れることを聞いて寝ました。こういうときのために自分の枕を持ってきています」圧巻ですね(笑)

イチローのプロ意識から、少しでもお世話業務に応用できるヒントが見つかれば幸いです。イチローが「安打」製造機なら、我々は「安」心の「打」合せ製造機となり、最高のパフォーマンスでたくさんの「ホームラン」(お家までかけっこ)をかっ飛ばそうではありませんか。

 
by 倉西

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