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ペットシッターが見た“猫のおみやげ”


ここでいう猫の「おみやげ」とは、半外飼いの猫ちゃんが仕留めた獲物を家に持って帰ってきてしまうことをいいますσ(^_^;)

昨日(→2019.07.08猫用AIドアで死んだ獲物をもってくる猫をブロック)の記事に続き、今回はペットシッターが見た“猫のお土産”奮闘記をご紹介します。

 

<個人情報に該当しないよう、ところどころフィクションも織り交ぜてあります>

ある店舗が受けたご依頼は、『入院している間、ネコの面倒をみてほしい』というものでした。
お世話の期間は3週間。ネコはいつも家と外を自由にさせているので、同じようにしてほしいとのこと。

もちろん、外を自由にさせている猫さんの場合は、シッターが関与できない外での出来事の責任は負いかねますので、飼主様にはその点ご理解いただいき、お受けしています。

3匹の猫ちゃんは、とてもなついてくれて、フレンドリーないいコたちばかりです。
お世話は主に二階で行うので、シッターが家に入ると、たいてい2匹が玄関まで出迎えに来てくれて、もう1匹が待つ二階へと一緒に階段を上がります。

そんなある日、あれ?と思える光景が・・。
階段を上がるにつれ、「羽毛・・?」のようなものが床を汚し、徐々にその量も顕著になっていきます。
不安を募らせながらも部屋を覗くと、「やっぱり・・」そこには傷ついた鳥の死骸がありました。

外を自由にしているということは、猫がハンティングしたものを持ち帰ることも当然あるな・・・と今さらながら猫の習性を思い出し、意を決したシッターは、ティッシュや新聞紙をなるべく見ないようにして鳥にかぶせ、「これはオモチャなんだ・・」としばし自己暗示をかけた後、そっと袋に回収します。

飼主さんにそのことを報告すると、2ヶ月に1回くらいの割合で何か持ってきてしまう、とのこと。
お世話も残り半分の10日ほど。1/60の確率なら、もう大丈夫だろうと安心し、幸いその後は何事もなく過ぎていきました。

しかし、一週間後・・。
いつも通りお世話に伺うと、ドブネズミ・・!?と思しき物体が、シッターと目が合う形で首をかたむけ、一足先に部屋で待ち構えていたのです。
さすがにこのときばかりは、悲鳴を上げる勢いで後ずさりしました。

無論、猫達はいつもどおり「あ、シッターさんが来た」という表情で部屋を自由にしています。どこかほこらしげに見えるのは、「ほらこれ、お土産だよ」という自負があるからでしょうか。

当のシッターは、固まって動けません。
どうしよう・・頭はぐるぐる回るものの、どんなに勇気を振り絞っても「何とか自分で片付けてみる」という打開策には一向に近づきません。
人間、得手不得手はありますが、担当の女性シッターは青くて丸いロボットに引けを取らないほどマウス系が大の苦手で、犬猫以外の小動物のお世話はNGにしているくらいです。

それでも何とかせねばと自分を鼓舞するも、目の前の状況・・・そう、猫たちがそのネズミを今度はオモチャにしだし、追いかけっこを始めたり咥えて床に叩きつけ、宙に浮かせて遊んだりしている最悪の光景・・を前に、その闘志はすぐに消え入ってしまいました。

しかし、このままにしておくわけにはいきません。
どう打破するか、どこに言えばいいのかを、何とか冷静に考えた結果、まずは緊急連絡先でもある飼主様のお姉様に電話します。

お姉様は「あたしもネズミは無理・・主人が帰ってきたら処分しにいきます」とは言ってくれたものの、(食事中の方はごめんなさい)今にも内臓が引きちぎられ部屋に飛び散らんばかりの状態で、何時間もこのままにはしておけません。
部屋には飼い主さんのベッドもあり、床や布団、壁などがもし汚れてしまえば、処理もそれだけ大変になることでしょう。

「わかりました。どこか清掃業者に頼んでみます」とお姉様に業者にお願いする許可をとり電話を切ります。しかし、清掃業者とはいったものの、どこに電話をすればいいのか検討もつかず、とりあえず近くのインターネット喫茶で調べようと家をあとにします(※当時はスマホのない時代でした)。その前に猫のご飯を用意して、ご飯の食いつきはいいコたちなので、ネズミから注意をそらすことも忘れません。もっとも、ペロリと平らげた後はすぐにネズミに興味を持っていましたが・・。

お客様宅を出て目の前の電信柱、いつも自転車を止めているところまで来ると、偶然か神の思し召しか日頃の行いがよほど良いのか、なんとその電信柱には、区の清掃業者の張り紙がしてあるではありませんか。
一般の業者であればいくらぐらいになったかわかりませんが、行政が行っているそこでは2千円ぐらいで処理してくれます。
電話をしてから1時間ほどで来てくれるとのことで、その間に別のお世話をして戻ってからは、もうネズミを見ることもできず、柱の影から業者さんにその辺ですと指で示し、「あ~、これね、はい取りましたよ」とあっさり終了。

「血は出てましたか?」「中身飛び散ったりしてませんか?」「部屋は汚れてませんか?」全ての問いに「大丈夫です」と業者さんの答えをもらいようやく中に入ると、幸い全くキレイな状態でした。

ネズミが大の苦手なシッターにとって、大変な“猫のおみやげ”でしたが、これでもう確率的にも何もないだろうと思ったのも束の間・・・実は、この後もまたネズミを運んで来てしまう・・元気な猫たちでした。

室内と外を自由にさせているということは、外に生息する鳥、ネズミ、カエルや昆虫など猫がハントできるあらゆるものを家に招き入れてしまう可能性があるということです。
それが既に事切れた状態か、はたまた生きている、また瀕死の状態かは問わずして。

子供の頃、セミをビニールにいれて山を駆け下り転んだ拍子に、自分の手のひらでセミをプレスしてしまい、2倍くらいに引き伸ばされたセミとそのときの手の感触で、大のトラウマになったことがあります。
可愛がっていた猫が、そんな苦手なセミを咥えて持って来て、目の前でビビビビビと鳴いたときは、この世のものとは思えない雄たけびを上げ、猫もめちゃくちゃびっくりしていました。

だからというわけではありませんが、やはり猫は『完全室内飼い』で、室内で十分楽しめるような工夫をしてあげるのがベストではないでしょうか。

皆様も“猫のおみやげ”には、お気をつけください。

by 倉西

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