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夏本番!気をつけたい(蚊)フィラリア対策


今年は特に長い梅雨で、また梅雨らしい雨天が続いております。
もう間もなくして梅雨が明けると、本格的な真夏の暑さがやってきて、あの鬱陶しい「蚊」が昼夜問わず羽音をふるわせる季節となります。

人間にとっても不快な害虫ですが、ペットにとってもやっかいな存在です。
皮膚がむき出しの人間よりは、被毛が覆っている分刺されにくいかもしれませんが、それでも毛の薄い鼻周りや短毛種、サマーカットにしていたりすると、人よりも体温が高い犬猫は蚊のターゲットとなり得ます。

フィラリア症とは、蚊が運んでくる寄生虫病で、別名「犬糸状虫(いぬしじょうちゅう)」ともいいますので、特に犬に感染しやすい病気です。
ごく稀に人間にも感染しますが、あくまで蚊は中間宿主に過ぎず、フィラリアの終宿主は犬や猫(の心臓や肺動脈)です。

そして不運にもフィラリアに感染してしまうと、心臓から十分な血液を体に流すことができず、最悪の場合死に至ってしまいます。

 

こんな症状が出たら注意!?
元気がなくなる

夏の暑い時期と重なるため、最初は夏バテかな?と思われがちですが、大好きな散歩にも行かなくなったり、明らかにぐったりして様子がおかしいという場合は、フィラリアの初期症状かもしれません。

咳をする

特に猫の場合は、「フィラリアは肺の病気」といわれるほど、乾いた咳をしたり呼吸困難な症状を見せます。フィラリアの幼虫が肺血管などに詰まって炎症を起こすことが原因とされています。

食欲不振や嘔吐

主要臓器の機能不全から、食欲を失ったり下痢や嘔吐といった症状が表れます。またフィラリアによる血液障害により、尿中に血液が混じって排出されることもあるため、赤い尿が出ても危険信号です。

 


これだけ見ると、とても怖い病気で、それを運んでくる蚊がこれまで以上にやっかいな存在に感じますが、フィラリアは予防薬でほぼ100%防ぐことができます
フィラリアの薬は種類も多く、どれが自分のペットにとってベストなのか迷われると思いますが、市販やネットで買えるものではなく、獣医さんに処方されたものが一番安全で効果があります

予防薬による予防と合わせて、犬の散歩中に「不用意に蚊の多い藪や草むらに顔を突っ込ませない」「ペットに害のない蚊除けグッズの使用」などで、蚊をペットに近づけさせない対策も行いましょう。

血を吸う蚊はメスだけだといいますが、メスも血だけで生きているわけではなく、普段は草花の汁やミツを吸っています。
ですので、『一寸の虫にも五分の魂』と優しい献血の精神で蚊を甘受している人も、全く気にせず排除しましょう。

この夏、十分なフィラリア症対策で挑みたいですね。

 

by 倉西

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